消防設計施工
消防用設備等の設置が義務付けられている防火対象物の所有者・管理者・占有者は、消防用設備等を定期的に点検し、その結果を消防長または消防署長に報告する義務があります。
消防用設備等の種類に応じて期間は定められており、機器点検は6ヶ月に1回、総合点検は1年に1回行う必要があります。
消火器
一般的によく知られている初期消火用の器具です。消火薬剤には、粉末・強化液・泡・二酸化炭素などの種類があり、油火災に強い、一般火災に強い等それぞれ異なる特徴を持ちます。
屋内・屋外消火栓設備
初期段階の火災の消火を主目的とします。屋内消火栓箱内のバルブを中心に半径25mに1つ設置されます。
スプリンクラー設備
天井に取り付けられたヘッドから水を散水させる設備です。通常、ヘッドまで水が貯められていて、ヘッドが火災により熱せられ、部品が溶ける事により散水される仕組みです。
自動火災報知設備
感知器が熱や煙を感知し、地区ベルなどを鳴動させて建物内にいる人に火災の発生を知らせる設備です。